戦国ボート / boat-battle.com

2024年5月8日

戦国ボート / boat-battle.com

戦国ボート(https://boat-battle.com/)
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戦国ボートは、ログインしなければその実像は分からない

競艇予想サイトの構造は、基本的にWebサイトでまず会員登録を促し、登録したら会員ページを提供し、予想はメールまたはLINEで配信するというのが定石。
最初に予想サイトとユーザーが出会うのはWebサイトだけに、ここには各サイトとも知力と労力を費やして「ウチはこんなに凄いですよ!」ということを強力にアピールします。

そりゃもう、凄まじい的中実績があるとか、とんでもない高性能AIを開発したとか、日本一の予想師と契約しているとか、どうせ証拠を見せられるものでもないと開き直っているのか、あることないこと吹きまくるわけです。
まさにそれは、通行人に商品を売りつけようとする店頭販売みたいなもの。

ところが、ここにご紹介する戦国ボートのWebサイトはあっさりしたもの。
タイトル画像と登録窓口の下に出てくるのは「ボートレース初心者の方も安心の完全フルサポート」の超特大キャッチコピー。

これはもう、他サイトでもおなじみの「競艇なんか知らなくてもOK、言われた通りに買えば大儲け間違いなし」という優しいオファー。
大儲けできるその証拠はと言うと、「提携情報ルート」「弊社システム解析」「熟練スタッフによる情報精査」の三点セットがデデンと表示されます。

で、普通ならそれぞれの証拠についてどうのこうのと説明が入るのですが、戦国ボートはそういうの一切ナシ。
「どうせ疑っているのでござろう?」という割り切りなのか、「一応申し上げつかまつる」くらいの淡泊さなので、突っ込もうかという気勢も削がれてしまいます。

コロナ給付金の不正受給が予想プランに影響!?

会員登録したらIDとパスワードが発行されるので、いざログイン!
出てくる画面は、おお!会員募集の説明サイトとは打って変わっての充実度。

「会員にならぬ奴には一切のサービスをお断りいたす」と言わんばかりの豹変ぶりに言葉を失います。
読み応えありそうなコンテンツが並んでいますが、上から見ていきましょう。

まず「奪還革命」と題されたコンテンツです。

何?
何を奪還するの?

と読み進むと「2021年、競艇業界が世間に与えてしまった激震ニュース。コロナ対策における不正受給問題」とあります。
はあ、そんなニュースもありましたっけ?いまいち記憶にないですが。
戦国ボートが言うには、これをきっかけに競艇業界全体の「慣習」が変わり始めているのだそうです。
変化についていけない者は落ちぶれ、そうでない者は勝ち上がれるチャンスが訪れる、いわば、下克上の時代に突入したのだと。

そんな変化に対応するべく、戦国ボートは【奪】【還】【革】【命】を断行する!
って、なんだか分かったような分からないような理屈。

そもそも「コロナ対策における不正受給問題」って何だっけと検索してみました。
2021年3月、211人ものボートレーサーが、コロナ禍によるレースの打ち切り、それによる収入減を理由に給付金を得ながら、実は別のレースに参加できる措置をしていたというもの。

別に困っているわけでもないのに金もらってんじゃねーよ!というものでした。
それはそれでケシカランことですが、それと予想プラン改定がどう関係しているのかはよく分からない。
まあ、それはさておきプランの弱かったところを改良し、メニューの充実を図ったということですから、ユーザーなら歓迎するべきことでしょう。

「2021年夏、戦国ボートは新たな時代に対応するため、痛みを伴う改革を恐れることなく生まれ変わる!」

うーん、「痛みを伴う」って、予想プランを改定するのにどんな痛みがあるんでしょう。

いろいろ考えさせられる「勝利への心得」

誰もが「濡れ手で粟」をもくろんで参戦するギャンブル。
しかし、ほとんどのギャンブラーが賭けたお金すら回収できず退場しているという事実。

「わかっちゃいるけど」ですが、それについて立ち止まって考えてみる価値はありそうです。
戦国ボートは「勝利への心得」と題したテキストの中で、まず「負ける人の共通点」を列挙しています。

  • 手広く買って的中したものの、配当の低いところしか的中せず結果トリガミ
  • これは鉄板だ!負けようがない!と厚めに購入するも、ヒモ抜けで不的中
  • 勝負レースの判断ができずに、手あたり次第レースに手を出してしまう
  • 負けを一発で取り返そうと、購入金額を厚めに設定してしまう
  • 自分にルールを課しても、何度か不的中が続けば、すぐにダメだと判断してやめてしまう

耳が痛い・・・!という人は少なくないはず。
戦国ボートは次のように総括します。

「ボートレースにおいて負け続けるということは、勝負すべきレースが見えていないと同時に、しっかりとした資金マネジメントができていないということに尽きるのではないだろうか」

ここからが、戦国ボートの所信表明です。

「我々は、的中・不的中を繰り返しながら、10%未満と言われる勝ち組に導くためのサポートをさせていただいています。『このレースに参加すれば間違いなく高配当が取れます』『このレースで帯封を狙います』といった非現実的なことは申しません」

まるで、ウソは大きいほどいいと言わんばかりの競艇予想サイトの強気の予想に対して、戦国ボートは現実路線で儲けることを目指すというわけです。
戦国ボートの金言は続きます。

「ギャンブルや投資を行う上で、重要視しなければならないことは共通して決まっている。重要なことは、『的中率<回収率』だということである」

たしかにそう、競馬でも競輪でも競艇でも、ファンは一様に「当たったか外れたか」に一喜一憂しがちですが、予想が当たったのに集計したらマイナス(トリガミ)ということは珍しくなく、初心者が「ギャンブルの奥深さ」を感じる最初の壁と言えます。

もちろん的中率の向上なくして回収率の改善もあり得ないわけで、その意味では他の予想サイトも皆同じではあるのですが、戦国ボートはあくまで回収率まで考慮した予想を提供するとのこと。
こういった考えをもった予想サイトは、他に見た記憶がありません。
なかなか本質的なアプローチではないですか。

あえて「甘くない」と言い切る覚悟

次、「必ずお読みください」も読んでみましょう。
先程の「勝利への心得」で戦国ボートの競艇(及びギャンブル)に対するスタンスは分かりましたが、まだ念を押しておきたいことがあるのでしょうか。

まず戦国ボートは、競馬で勝てずに競艇に流れてくるギャンブラーが多いことを憂います。
これは他の予想サイトでも使われる「競馬と違って競艇は6艇しかないから当たりやすい」という甘言を全否定するものです。

プロとしてレースの展開予想や選手のコンディション、エンジンの気配、天候といった条件を精査したうえで期待値の高いレースを予想しているものの、外すことはあると。
ここで話を打ち切ってしまうと、これはただの「泣き言」、詐欺と呼ばれないための「予防線」と言われてしまいます。
しかし戦国ボートは違います。

不的中となるレースもあることを前提に、「月刊想定獲得純利益」を設定しているのです。
要するに、外すレースがあったとしても、トータルでこれだけの利益を期待できますよ、という数字を出しているわけです。

なるほど、麻雀でも「強い人」は勝てなくても負けないと言われますが、その戦略に通じるものがありそうです。
なんだかギャンブル強者のブレーンが付いたかのような安心感があるではないですか。

予想プランはコロガシ主体の現実路線

ではお待ちかねの予想プランのご紹介。
プランはレギュラープランとイベントプラン、そしてスペシャルプランが用意されています。
まずレギュラープラン、こちらは「水曜~日曜」の5日間提供。

その中でも勝ち組への登竜門プランと位置付けられているのが「初陣コース」。
2レース3連単、必要ポイントは90pt、目標金額は10万円以上となっており、第二陣、第三陣コースのための資金稼ぎプランと考えるとよさそうです。

そして「第二陣コース」は当日の有力情報をもとにした2レースコロガシの3連単、必要ポイントは180pt、目標金額は20万円以上。
第二陣コースのコロガシ成功率は70%以上だそうです。

さらに大き目を狙うのが「第三陣コース」、こちらもコロガシですが成功率は80%以上。
2レース3連単、必要ポイントは350pt、目標金額は30万円以上です。

これらに加えてナイターに特化したコースが「戦国夜王コース」。
2レースコロガシ3連単、必要ポイントは300pt、目標金額は…、あれっ?書いてない。
イベントプランはレギュラーとは違う特別プランになります。
レギュラープランが普通のマンションならば、イベントプランはデザイナーズマンションみたいなもの?知らんけど。
まずは「頭脳派」茂木氏が監修する「連鎖式コロガシプラン」。

2レースコロガシ3連単、必要ポイントは250pt、こちらも目標金額は明示されていません。
でもこの企画、プロの舟券師の買い方が体感できるわけで、当たるか外れるか以上に勉強として価値がありますよね。

イベントプランはもうひとつ、金色姫「改」。

ん?
これは「こんじきひめ」?
「きんいろひめ」?
どっちでもいいか。

その名の通りレディースレースに特化したプランで、2レースコロガシ3連単、必要ポイントは300pt、目標金額は明示なし。
もちろん無料予想もあって、毎週水曜~日曜のレース当日10時頃に公開されます。
戦国ボートの予想プラン、こうして見ると「勝利への心得」にある通り、一攫千金的なところは狙わず、手堅く回収することを重視しているのは間違いないようです。

まとめ 戦国ボートは回収率重視の玄人好みサイト

サイト名が「戦国」だけに、予想コースは「信長」「秀吉」「家康」みたいなネーミングを期待しましたが、見事に外れ。
遊び心よりも予想の的中率、的中率よりも回収率、戦国ボートはまさに玄人好みの渋い予想サイトと言えるのではないでしょうか。

「100%の的中率は保証できません」「トータルでプラスを目指します」というサイトはほかにもあります。
しかし、だからといって、どうやってトータルでプラスに持っていくのかまで、しっかりと考えを示すサイトはほかに見たことがありません。

他サイトに比べれば控えめすぎる各コースの目標獲得金額。
しかし、これこそが強者の買い方なのだよと諭されているようにも感じます。
漂よう「本物」感。
一回一回の勝ちは大きくなくとも、長く付き合うほどにその価値が感じられる、戦国ボートはそういった予想サイトではないかと思うのです。

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