NIGHTBOAT / night-boat.com

NIGHTBOAT(https://night-boat.com/)
※このサイトはサービスを終了しています
ナイトボートは、ナイター専門(?)のユニークな予想サイト
「ブランディング」という言葉があります。
「こう思われたい」イメージをターゲットに強く印象付けることで、自分を選ばれやすくするマーケティング技術です。
これはどういうことなのか、飲食店を例にとって説明しましょう。
「和洋中、何でも食べられる総合レストラン」と「ハンバーグ専門店」があるとします。
あなたがハンバーグを食べたいと思ったとき、どちらに行こうと思いますか?
もちろん、値段や店舗やサービス等の問題はありますが、そういうことを抜きにして、どちらのハンバーグが美味しそうかといえば、「専門店」と答える人が多いでしょう。
けれども、「総合レストラン」のハンバーグより「専門店」のハンバーグのほうが本当に美味しいかどうかは、行ってそれを食べてみなければ分かりません。
「専門店」はあえて間口を狭めることで、その道に関してはありきあたりな店より美味しいと思わせた、その時点で「総合レストラン」に勝ったわけです。
これが、すなわちブランディングに成功しているということです。
はい、お待たせしました、そこでこのナイトボート(NIGHT BOAT)です。
その名の通り、競艇のナイターレースに特化した予想を提供しているサイトです。
こういったサイトはちょっとほかには見当たりません。
「NIGHT BOATはナイターに自信があります」
「ナイター開催6会場に情報収集と分析を集中化」
サイトに堂々と極太フォントで示された自信満々のキャッチコピー。
なかなか見事なブランディングではないですか。
ところで、ナイターの予想は昼間のレースとどう違うのか?
ナイトボートによると、次のようなものだそうです。
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●レース展開 ナイターは照明下でのレースなので視野が変わります。そのため特にスタートに大きな変化が出ます。
●レーサー心理 気温が下がることでモーターの回転数に大きな影響が出るため、整備に神経を使います。またナイターだけは非常に強い、またはその逆という選手も多くいます。
●オッズ変化 ナイターは予想参加者が増えますのでデイレースとは違うオッズ変化が起こります。
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なるほど、ナイターのみを扱うからこそこういった点に注目できるということでしょうか。
そして、ナイトボートはこう言い切ります。
「はっきり言いましょう。夜なら負ける気がしません」
えっ?デイレース専門部隊もある?笑
夜なら負ける気がしないと豪語するナイトボート。
そのサイトを読み進むと、おかしなことが書いてあります。
「NIGHT BOATにも弱点がありました。
それは、ナイター専門だったために、投資機会が少ないということ」
・・・そりゃそうです、デイレースほどナイトレースはありませんから。
ナイトレースだけで大きな儲けはないって、たしかにそうだけど、後から気が付いたの?
もしかして、ナイトボートって、マヌケなの?
と思ったら、画面が突然明るくなって大きなキャッチコピーが飛び出しました。
「そこで、デイレース専門部隊を新設」
「現地スタッフを5倍に大幅増!全24会場に常駐!」
「データ分析スタッフを2倍に増強!デイレース専門で集中解析!」
「デイレースに強い譲歩源を多数確保!元競艇関係者をヘッドハンティング!」
うん、そうだね。
・・・って、おい!夜も昼も予想を出すって、それ普通の予想サイトじゃん。
最初のレストランのたとえで言うなら、「ハンバーグ専門店」と言いながら、それ以外の料理も普通に出しているようなもの。
ナイトボートさん、もはや開き直ったかのようにこんなことを言ってます。
「最強のナイター予想と安定のデイレース予想 この爆発力を体感せよ」
なんか調子よすぎない?
「3つの約束」「3つのノーリスク」ってわざわざ言うほどのこと?
ナイトボートのサイトには、他ではあまり見かけないコンテンツがあります。
それは、「3つの約束」と「3つのノーリスク」。
どれどれ、見てみますか。
「3つの約束」とは、「お客様に営業電話はしません」「予想情報の押し売りはしません」「メールアドレス以外の個人情報はいただきません」だそうで。
えーと、これまで当サイトでかなりたくさんの競艇予想サイトを紹介してきましたが、営業電話してこられたことなんて一度もないですけど。
第一、ほとんどのサイトが電話番号を入力しなくても会員登録できるし。
予想情報の押し売りをしないというのも、そんなことされた経験ありません。
メアド以外の情報は取らないって、それは別にいらないからでしょ。
何と言うか、車に乗らない人が「私は絶対に交通事故を起こしません」って言ってるようなもの、最初からする気がないことをなに偉そうに言ってんの。
次に「3つのノーリスク」ですが、「会員登録も月額利用も完全無料です」「登録時に1万円分のポイントをプレゼント。有料情報が2回ご利用できます」「舟券を買わなければ支出は全くかかりません」。
これも競艇予想サイトではごく当たり前のこと。
現実に、他の競艇予想サイトを見ても、リスクらしいリスクはありません。
リスクがあるとしたら、退会できないサイトがたまにあるのと、入会後に妙な広告メールが届くようになることがあるくらい(これはウザイと言えばウザイ)。
こういう文章を読んで「なるほど安心だ」と思うのは超がつくド素人。
おおかたの予想サイトのベテランユーザーは、「何言ってんの?」だと思いますよ。
それだけじゃなくて、「そんなことを言うサイトの予想なんて信じられるか?」と思うかもしれません。
ブランディングが得意なら、どうでもいい約束とか、もともとリスクなんてないのにノーリスクとか、言わないほうがいいと思うんですけど。
「勝てる理由」も、何だかなあ
やたらと薄っぺらなゴタクの多いナイトボート、さっさと会員ページを見ましょう。
コース紹介の前に、ん?なんだこれ。
「NIGHT BOATが勝てる理由」というのがあります。
まず、情報元を明確にランク付けしているのだとか。
ナイトボートの情報元は、競艇関係者、専門誌記者・マスコミ関係者、興行スポンサーなどだそうですが、まあこんなことは他の予想サイトでも同じようなことを言っています。
彼らを的中率からランク付けして、成績の悪い者は契約解除するとのこと。
また、データの解析にも独自の技術があるのだとか。
もう本当に、「証明しようのないこと」の連発です。
コースはトランプから命名、Jokerは信頼度によって分かれます
では、予想のコースをご紹介。
まずはJokerと名付けられたA~Cのコース。
Jokerは獲得実績20万円以上、情報の「信頼度」によって3つのコースに分かれます。
信頼度というのは目新しい基軸ではありますね。
JOKER・Aコースは信頼度約50%の新規会員限定(参加ポイント150Pt)。
JOKER・Bコースは信頼度約65%の新規会員限定(参加ポイント200Pt)。
JOKER・Cコースは全新規コース最高の信頼度約75%(参加ポイント250Pt)。
いずれも2レースコロガシ 3連単5点予想で、なんと、どのコースもコロガシに失敗したら利用ポイントは全部返還だそう。
「ノーリスク」とうたうべきはここじゃないんですか?ナイトボートさん。
次はもっと大きな獲得を目指す有料コースで、こちらもトランプから命名されています。
他サイトなら「目標獲得金額」と書くところを「獲得実績」と書いています。
Aceは獲得実績300万円、参加ポイント2500Pt
Kingは獲得実績150万円、参加ポイント1200Pt
777は獲得実績777,000円~100万円、参加ポイント700Pt
Queenは獲得実績50万円以上、参加ポイント600Pt
Black Jackは獲得実績20万円~35万円、参加ポイント300Pt
Red Jackは獲得実績10万円~20万円、参加ポイント300Pt
Jackは獲得実績20万円~30万円、参加ポイント300Pt
もっとも大きな金額を狙うAceのみ2~3レースのコロガシ、ですがそれ以外はすべて2レースのコロガシで3連単5点です。
上記以外の有料コースは、登録時の100Ptプレゼントで遊べるAとB。
なんですかこの適当な命名は(笑)。
まとめ ナイトボートは結局普通の予想サイト
ナイター専門と銘打ったサイト名、これはなかなか新しい着眼点ではないかと感心したものの、フタを開けてみればなんだか普通の競艇予想サイトでした。
実際、会員登録してコース紹介を見ると、ナイターもデイレースもありません。
情報元のランク付けとか、データの独自解析とか、証明しようのないことを堂々と「勝てる理由」としてあげるのも、悪い意味で「よくある予想サイト」。
そういえば、会員ページの「勝てる理由」の中で捨て置けないと思ったのが、「競艇投資という考え方」という一節。
そこには色々書いてありますが、要点をまとめると「毎回100%予想を当てるのは不可能」「でも長期的には目標利益を獲得する自信はある」「なので、一回一回の勝ち負けにあまりこだわらないでほしい」。
これは「勝てる理由」ではなくて、ただの「泣き言」です。
たしかに、一回予想を外したからといって詐欺だの悪徳だの言われたら(実際よく掲示板に書かれていますが)、予想サイトはやっていられないでしょう。
予想サイトは「長い目で見てくれたら必ずプラスにしますから」と言いたいところかもしれませんが、予想を買うユーザーは一回一回が勝負なんですよ。
まさに目を血走らせて、「俺たちに明日はない」状態なんですよ。
そんなユーザーに対して「一回一回の当たり外れにこだわらないでほしい」って、甘えるのにもほどがあるってもんです。
競艇にはまったユーザーの心理を理解しているなら、「外したら詐欺とでも何とでも言ってくれ!」と開き直るくらいでいいと思うんです。
まあ、だからと言ってこのナイトボートの予想があてになるかどうかは分かりません。
本当は、昼も夜も当てまくりの凄腕サイトの可能性もあります。
そこは皆さんの目でお確かめください(可能性はだれにでもあります)。
あと、どうでもいいですが、メールをくれた担当者さんが言っていたのですが、ナイトボートの略称は「ナイボ」だそうです・・・。
なんか、安っぽさ3倍増し。
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