生配信番組の多さと不思議な「可愛さ」、シロウト臭さも味にする大村公式チャンネル

【公式】ボートレース大村(メインch)
競艇場の公式YouTubeチャンネルの登録者数ランキングでは江戸川、蒲郡に続く3位につけている大村競艇場。
競艇ファンに「大村ってどこ?」と聞けば秒で答が返ってきそうですが、一般の人には「えっ?どこ?」かも知れません。
大村競艇場があるのは長崎県大村市、全国に24箇所ある競艇場の中でもっとも西に存在します。
そして大村競艇場といえば「競艇発祥の地」。
国内で最初に認可された競艇場という栄誉が常に枕詞のように冠せられます。
ちなみにWikipediaによると、運輸省による競艇場の第一号認可をどこが受けるかは津競艇場との綱引きがあったとのこと。
この勝負に負けた津は「国内第二号の競艇場」で、それは事実ですが、第二号では誇ることも尊敬されることもなく、マニア向けの豆知識でしかなく、勝負事は「1位でなければ全部ビリ」ということを端的に教えてくれます。
さて、前置きが長くなりましたがここは競艇に関する動画を紹介するコラム。
ボートレース大村メインchの内容を紹介していきましょう。
このチャンネルには以下のような番組があります。
HAPPY BOAT
開催日は全日程生配信。
元選手をはじめとした大村のMC陣が「ゆる~く」配信します。
内山信二・中川おさむ ザ・ボート大村
大村競艇場で開催されるレースを生配信する番組。
テレビ番組「さんま大先生」で全国的に名を上げた少年「内山君」も41歳、ボート好きでも有名な彼とお笑い芸人の中川おさむがレースを見ながら視聴者と一緒に予想します。
大村虎の穴
競艇界で知らぬ者のない(一般的には知っている人はほぼいない)「ういち」が大村にもレギュラー出演。
テンションの高いときとそうでないときの差が激しいこの人、「低い」ときは見ているのがしんどくなります。
OSHIBORI ¥5,000
競艇界のお姉さんアイドル「かおりっきぃ」と「みさお」が送る生配信。
1レース5,000円固定、買い目は「おしぼり」して3点までというルール。
美女二人の思い切り照れながらの「絞って絞って、おしぼりごせん~」のタイトルコール目当てで視聴するファンもきっといる。
三種の神器
マリブ鈴木、ジャスティン翔、くりの三人組が生配信。
「ういち」もそうですが、日本中の競艇場の番組に引っ張りだこの競艇系YouTuber。
好きなことでメシを食えるのはいいですが、ここまで毎日競艇漬けで飽きないのかと余計な心配をしてしまいます。
THE JENGA 目指せ1000万
自分たちのチャンネルも10万人以上の登録者を持つ二人組覆面YouTuber「シトとエドセポネ」の生配信。
彼らがミッションである「払戻金だけで1年間で1,000万円」達成を目指し、予想に励みます。
レース中は静かになる演者が多い中、この二人はボヤキも面白くて楽しめます。
シュガ村瞳の舟券ハイスクール
競艇YouTube「シュガーの宝舟」と人気タレント「嶋村瞳」がタッグを組む生配信番組。
観戦しながらシュガーが初心者の嶋村にレースの駆け引きや舟券の買い方を厳しく優しく指導します。
極券グランプリ
競艇系のライター、編集者のおじさん達が送る生配信。
キャリアの長い面々らしく、「あの選手、若い頃は・・・だったのに」みたいな昔話が随所に出てくるので、年配のファンにお薦め。
ヒムラジオ
ボートレース博士の異名を取る桧村賢一とMC髙尾晶子による生配信。
常に白髪にスーツ、冷静沈着な桧村氏と脇から盛り上げる高尾さんの「大人」の掛け合いが名物。
ここ数ヵ月更新がないのが寂しい限り・・・。
ボートレース大村CM集
実は大村競艇場といえば「地方の面白CM特集」の常連。
「Oh!ムラムラ 大村係長」という泣きたくなるようなベタなフレーズと、レーサーたちにアカペラで歌わせるCMソングが名物。
「素人の歌なんか聞いていられない」と最初はバカにしていた人もいつの間にかその歌を自分も口ずさんでいるという、おそるべきバズ動画でもあります。
ターンマーク坊やTV
大村競艇場のいたるところに出てくる、ターンマークを頭にかぶったポップでカワイイ男の子の顔。
これをボートレース全体のキャラクターと思っている人がたまにいるのですが、さにあらず、大村だけのキャラクターです。
さて、ターンマーク坊やTVは選手のインタビューを中心とした大村のバラエティ番組。
この番組のインタビューは単純に選手にマイクを向けるのでなく、前検入りする前の選手たちの私服インタビューや、ある選手のことを同期の選手に聞いたりと、一ひねりあるというか、趣向を凝らしているのが楽しい。
競艇場でのレースの合い間の時間に、食堂で焼きそばでも食べながら見るのにちょうどいい軽さの番組です。
まとめ:なんとなくクセになる、不思議な個性が大村チャンネルの魅力
「大村競艇場といえば」の質問には結構いろいろな答があるような気がします。
「ボートレース発祥の地」
「シロウト臭くて面白いCM」
「可愛いターンマーク坊やのシンボル」
「国内でもっとも西にある競艇場」
これほどまでに「売り」がある競艇場はあまりないのではないでしょうか。
「発祥の地」と「最西」は「たまたま」の要素もありますが、「CM」や「ターンマーク坊や」はそうではありません。
これらは大村競艇場がファンを呼び込むためのマーケティング戦略の産物です。
なんとかして競艇に関心を持ってもらい、競艇場に足を運んでほしい。
CMやキャラクターの原点にあるその思いが、YouTubeチャンネルにも溢れているという訳です。
大村の生配信番組の多さは競艇場の公式チャンネルの中でも屈指です。
競艇の楽しさはどの選手が勝つかの予想、この基本はあくまで外さず、多彩なゲストを配してみんなで一緒に勝ったり負けたり、笑ったり悔しがったりしましょうという路線。
YouTuberには自由にやらせながらもどこか「大村テイスト」が漂ってくる画面作りは、狙っているのかいないのか。
スモールマーケットのローカル競艇場ながら公式YouTubeチャンネルで登録者数3位につけているのは、その努力あってこそではないでしょうか。
それにしても、大村のレーサーたちがCMソングを歌う「何となくくせになる」CMはぜひご覧ください。

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