44サイト中8サイトが"消失"、2サイトが危険サイトに"転落"、終了するサイトの傾向を考える
当サイトは競艇予想サイトや競艇関連の動画紹介、トリビアや周辺のコラム記事配信と、あれやこれや競艇まわりの情報を取り扱っているのですが、実は予想サイトについては2022年7月を最後に約1年9カ月の間、新しいサイトの紹介をしていませんでした。
44サイトも紹介して、まあ大体どのサイトも似たり寄ったりなので新たに追加しなくてもいいかという気持ちが半分、あと半分は「これらのサイトの中でどれが無くなるかしばらく観察しよう」という企みでした。
今回の記事作成にあたり各サイトを確認したところ、見出しの通り44サイト中8サイトが無くなっていることを確認。
44分の8ですから終了率は約18.2%、意外に高くないなというのが個人的な印象です。
もっと終了されていると思ったんだけどな。
では、無くなったのはどんなサイトなのか、無くなったことからどんなことが想像できるのか、考察してみましょう。
終了したサイトの寿命は長くて5年、短くて1年

では、さっそく無くなった8サイトをご紹介。
と言っても、もう存在しないので内容を見ようがないんですけどね。
まずは、これらのサイトの寿命がどれだけだったのか見てみましょう。
ずっと以前ですが本サイトのコラムで、競艇予想サイトのドメイン取得の日付から古い順にランキングを作ったことがありました。
そのランキング表を再掲載し、サービス終了サイトをグレーで着色しました。
| 順位 | サイト名 | ドメイン取得日 |
|---|---|---|
| 1 | 競艇ダメダス | 2002年9月18日 |
| 2 | トップ・トレンド | 2004年8月5日 |
| 3 | 競艇2連単1点勝負 | 2014年8月27日 |
| 4 | ヴィーナスボート | 2016年11月10日 |
| 5 | 戦国ボート | 2017年5月18日 |
| 6 | 競艇ライフ | 2017年7月16日 |
| 7 | フルスロットル | 2018年4月27日 |
| 8 | 競艇ポセイドン | 2018年8月5日 |
| 9 | 競艇RITZ | 2018年8月31日 |
| 10 | スプラッシュ! | 2018年9月20日 |
| 11 | ブルーオーシャン | 2018年12月18日 |
| 12 | 強艇 | 2019年5月29日 |
| 13 | 競艇オニアツ | 2019年5月29日 |
| 14 | 競艇LINER | 2019年6月4日 |
| 15 | 競艇ダイヤモンド | 2019年7月7日 |
| 16 | 行列のできる競艇相談所 | 2019年7月22日 |
| 17 | JACKPOT | 2019年8月6日 |
| 18 | Club Ginga | 2019年9月20日 |
| 19 | V-MAX | 2019年10月4日 |
| 20 | NIGHT BOAT | 2019年10月21日 |
| 21 | 艇ラボ | 2019年11月28日 |
| 22 | 花舟 | 2020年1月11日 |
| 23 | 競艇IMPACT | 2020年2月14日 |
| 24 | 三競 〜的中の法則〜 | 2020年3月16日 |
| 25 | 船の時代 | 2020年3月19日 |
| 26 | 競艇BULL | 2020年6月19日 |
| 27 | 競艇バレット | 2020年7月8日 |
| 28 | SIX BOAT | 2020年8月21日 |
| 29 | 競艇CHAMPION | 2020年9月11日 |
| 30 | 競艇サラリーマン | 2020年11月18日 |
| 31 | BOAT ONE | 2020年12月11日 |
| 32 | ボートパイレーツ | 2021年2月17日 |
| 33 | 競艇神風 | 2021年3月30日 |
| 34 | 万舟JAPAN | 2021年4月8日 |
| 35 | 競艇ジャブジャブ | 2021年4月9日 |
| 36 | JAPAN BOAT RACE SALON | 2021年4月14日 |
| 37 | 競艇ロックオン | 2021年5月18日 |
| 38 | 競艇道場 | 2021年5月20日 |
| 39 | 競艇バイキング | 2021年6月23日 |
| 40 | 競艇クラシック | 2021年8月2日 |
| 41 | 競艇リーダーシップ | 2021年6月25日 |
| 42 | ボートクロニクル | 2021年9月27日 |
| 43 | 万舟戦争グリーンベレー | 2021年12月22日 |
| 44 | 競艇LABO | 2022年1月24日 |
8サイトがサービスを終了した正確な日付は分かりませんが、紹介記事を書いたのがほぼ2021年なので、2022年のドメイン更新がなされなかったと仮定すると、サイト寿命は古い順にこんな感じです。
- 戦国ボート : 5年
- 競艇ライフ : 5年
- フルスロットル : 4年
- 競艇RITZ : 4年
- 強艇 : 3年
- 競艇オニアツ : 3年
- NIGHTBOAT : 3年
- JAPAN BOAT RACE SALON : 1年
黄色で着色している2件は、ウイルスソフトから「危険サイト」の警告が出たのでアクセスを断念したサイトです。
記事を公開した時点で普通に閲覧できていたのは間違いないので、以後何があったのか分かりませんが、競艇の予想よりもマルウェアを配布するサイトになったようです。
もともと予想サイトの運営者にはグレーな業者もいるので、特に不思議はないですが。
終了したのは比較的古いサイトが多いですね。
かと言って「競艇ダメダス」「トップ・トレンド」ほどは古くない。
この2サイトは格が違う老舗サイトなので、今後もそう簡単に終了することはないはず。
予想サイトが終了する理由は「売上の減少」以外にはあり得ませんが、運営者は複数のサイトを運営しているはずなので、手持ちのいくつかのサイトを見比べて、残すか潰すかを判断しているのではないでしょうか。
ただ、これは間違いなく言えることですが、複数の予想サイトを運営していて全てのサイトに同じ力を注ぐことはまず不可能。
運営者は売上の上がるサイトには人も時間も投入しますが、そうでないサイトはおざなりにしてしまいがちです。
リアル店舗と同じようにWebサービスもまた、手を抜けば確実にお客は減って売上が下がり、一旦売上が下がったらよほど抜本的なテコ入れをしない限り回復は困難です。
それなら一旦潰して新しいサイトを立ち上げたほうが早い。
とはいえ、せっかく作ったサイトをそう簡単に潰すのは勿体ない。
ある程度の時間は経過観察しようという、それが約3~5年ということなのでしょう。
こうして、8つの予想サイトは「回復困難」と見限られ、その寿命を終えたのではないでしょうか。
1年で終わったサイトには何があったのか?
中には例外もあって、「JAPAN BOAT RACE SALON」はわずか1年で終了しています。
どんなサイトだったかと紹介記事(https://www.boat-race.me/japan-boat-race-salon/)を振り返ると、舟券師3人のキャラクターを細かく設定していたり、入会後送られてくるメールが妙にキマジメであったり、それなりに個性ある面白そうなサイトではありました。
よほど売上が悪かったのか、運営サイドに何か問題があったのか、確証はありませんが、個人的には後者のような気がします。
Webサービスというものは、意外に少人数で運営できてしまいます。
月に何千万円という売上を上げるサイトを回しているのが2~3人というケースもあり、この点がWebのメリットでもあるのですが、それとうらはらに中心人物がいなくなったら即終了というリスクもあるわけで、そういう理由でのサービス終了を何度も見たことがあります。
予想サイト業界に新規参入してきた運営者がこのサイトを立ち上げたものの、担当者が他社に引き抜かれたか代表者とソリが合わず辞めてしまったか、そんな理由で立ち行かなくなったのかも知れません。
「JAPAN BOAT RACE SALON」の事情は分かりませんが、1年という短期間での終了には運営側にいろいろな想定外やイレギュラーがあったのだろうと想像してしまいます。
リニューアルされたサイトの新旧比較

今回、以前に紹介した予想サイトがあるかどうか全てチェックしたのですが、サイトのタイトルやドメインは変わりないものの、大きく外見が変わったサイトを発見しました。
「ヴィーナスボート」がそれで、以前の女性の画像は現段階ではボート主体のビジュアルになっています。
悩んでいる女性と「全額保証」の大きな文字、極力「競艇色」を消したサイトデザインは、紹介記事でも書いたように、おそらく女性向けのアプローチです。
他に女性向けの予想サイトは見当たらないので、当時は「攻めたサイトだ!」と評価しましたが、残念ながら結果がついてこなかったのでしょう。
新しいデザインはサイト名こそ「ヴィーナスボート」のままですが、女性向けの優しいトーンは完全に消えて、むしろ男性的な威勢のいいイメージに振り切っています。
中身は大きくは変わっていないようなので、見せ方を変えただけなのですが、このテコ入れが成功するかどうか、半年後くらいにチェックしてみようと思います。
まとめ それでもまだまだ多い予想サイト
冒頭で、予想サイトの終了率が18.2%というのは意外に低いと書きました。
新しいサイトが出て来たり、今まであったサイトが消えたり、もっと頻繁に動きがあるかと思ったら、81.8%が5年たっても継続しているのです。
その理由の一つは、予想サイトの運営に大したコストがかからないことがあるでしょう。
経費としてレンタルサーバー代やサイトのメンテナンス費用がありますが、年間数万円で複数のサイトを賄えるし、メンテナンスはWeb制作会社に任せているにしてもそれほど大きな負担にはならないでしょう。
一番大きなコストは人件費ですが、複数のサイトを担当させていれば1サイトあたりのコストはやはりそれほど大きくはならないはず。
予想をどのように仕入れているかは分かりませんが、運営に予想できる人間がいれば「仕入れ」はタダです。
おそらくですが、複数の予想サイトを運営していて「稼ぎ頭」のサイトが1つあれば、その売上であと3サイトくらいは維持できるでしょう。
売上をガンガン伸ばしていこうと思えば打つべき手はいくらでもありますが、売上の悪いサイトを急いで切らなくてもいいという余裕はあるものと想像します。
今気になるのは、「無くなるサイト」と「新しく出てくるサイト」はどちらが多いのかということ。
競艇ファンは毎年増えているようですが、日本人の人口が減少傾向にあるのですから、そろそろ頭を打つところに来ているはず。
これ以上は増えないパイを予想サイトが奪い合う形になるわけで、そうなると人気サイトとそうでないサイトの二極化は避けられません。
予想サイトの「生き残り度」をチェックする企画は定期的に実施したいと思います。
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