どの競艇予想サイトが信じられるか?〜サイトの「強み」を検証する〜

2022年12月6日

サイトの「強み」を検証する

調べようもない「当サイトの強み」

星の数ほどある競艇予想サイトの中からどのサイトを選ぶか。
そう考えたときふと頭をよぎるのは、なぜレースの予想をする前に「どの予想サイトが信用できるか」を予想しなければならないのかという虚しい疑問です。
しかも、各サイトがアピールしている「当サイトの強み」や「当サイトが選ばれる理由」は、どうせ調べようがないと思ってか、もはや言いたい放題です。
そこで今回は、数ある予想サイトの「当サイトの強み」をじっくり観察し、それらが信用に値するかどうかを考察してみます。

1. 情報収集力に優れている

44サイト中、実に35サイトが情報収集力に秀でていると自画自賛しています。
不確定な未来を予想するには、事前にどれだけの情報を収集しているかが肝心です。
よって、予想サイトが情報力を重視する姿勢は納得です。
では、具体的にどのようにして情報を収集しているのか、各サイトの説明を見ると、おおむね次の二つに集約できそうです。

  1. 全国の競艇場にスタッフを配備、現地で生の情報を収集している
  2. 競艇関係者と人脈を築いており、表に出ない独自情報を入手している

まず①ですが、全国に競艇場は24箇所あります。
そのすべてにスタッフを配備するのは現実的にはかなり大変です。

もちろん現地に住んでいる人と契約しているのかもしれませんが、すべての会場から情報を送らせて、それを本部で分析し、結果を予想して会員に配信するなんて凄い機動力です。

実現できるはずがないとは言いませんが、「全国の競艇場にスタッフを配備」と言っているサイトすべてがそうかというと、それはないでしょうと言いたくなります。
ちなみに、「各地のスタッフ」の写真を出しているサイトは一つもありません。

②の「競艇関係者との人脈」は疑わしいと言わざるを得ません。

競艇に限らず競馬も競輪もオートレースも、公平を期するために公営ギャンブルの運営者は細心の注意を払っています。
競艇で出走する選手がレース本番まで誰とも連絡が取れないよう隔離されるのは有名な話。
そればかりか、レースに出ない日でも一般の客席に自由に出入りすることはできません。

そんな世界の人が、予想サイトの運営者と仲良くなって「極秘情報を流してくれる」などということが果たしてあるでしょうか。
もし万が一、「関係者」が情報を流してくれることがあったとしても、予想サイトはそれをサイト上で言ったりしないと思います。
極秘情報を予想サイトに流したなんてバレたら、「関係者」は間違いなくクビが飛びます。
文春あたりに知れたら一大スキャンダルです。

そんな危険を冒して協力してくれているのに、サイト上でそれをアピールしたりして、お世話になっている関係者をわざわざ危険にさらすことは普通しないでしょう。
「関係者からの独自情報」は100%ガセだと思います。

2. 独自開発したAIが予想

AIがレースを予想すると豪語するサイトも少なくありません。
ですが、コンピューターオタクが作った予想サイトなら分かりますが、いかにも人力で予想してそうなサイトが「AIも活用しています」などと書いていたら、これは怪しい。

実際、AIを独自で開発するなど、大学や専門の企業でなければまず無理です。
外注して作ってもらうとしたら大変な費用と時間がかかります。
平均的な金額として、初回の制作に少なくとも300万円、毎月のメンテナンスに100万円くらいは見ておく必要があります。
コストがかからないのが運営者にとっての予想サイトの旨味なのに、この金額を負担するとはちょっと考えにくい。
AIを開発できる人材が予想サイトにいるはずがない、とは言いません。

ですが、もしAIを本当に独自開発できるとしたら、すなわちAI開発の大変さを知っているなら、「AIも活用しています」みたいな、そんなオマケ的な扱いにはしないでしょう。
「AIが予想する先進の予想サイト」のような、大々的にAIを前面に打ち出したサイトになるのが自然だと思うんです。
そうでないのは、ちょっと怪しい。

3. トレーダー (投資家)が参加している

多くはありませんが、そんなことを言っている予想サイトがあります。
株やFXの投資は情報戦、現代はもはや参照するべき情報が複雑化しすぎているので、自らプログラムを組んで投資に役立てているトレーダーもいます。

その点がギャンブルに似ているところもあるので、トレーダーが参加しているなどと言って、自分たちを賢そうに見せたいのでしょう。
しかし、現役のトレーダーが競艇の予想サイトに参加することがあり得るのかというと、現実的には考えにくいと言えます。
競艇と同じで、株やFXも世界的に見れば毎日どこかで場が開いています。

それらの最新情報をくまなくチェックしているので、彼らは基本的に一日じゅうモニター画面に貼りついています。
ギャンブルに関心がないこともないのですが、それはいわば遊びや息抜き程度のもの。
競艇の予想チームに参加して情報分析に力を貸すなど、どこかのマンガの世界。

もしかして、予想サイトの運営者に知り合いがいたなら、助言を与えるくらいのことはするかもしれません。
それをもって「トレーダーが参加している」と言われたら、うーん、ウソではないですね。
とはいえ、調べようがないと思ってちょっと盛りすぎじゃないの?というのが現実的なところではないかと思います。

4. この道20年のベテランが予想

これは、本当でしょう。
競艇ファンに「この道20年」なんて掃いて捨てるほどいます。
30年でもいいくらいです。
実際、今50代の競艇ファンがいつ頃から競艇に首を突っ込んでいるかといえば、20代からがほとんどと思われます。
競艇場に行ってみれば、お客の平均年齢は若く見積もっても50代。
ということは、「この道20年」や「30年」なんて全然珍しくないということです。
予想師がそのくらいの年齢でも全然おかしくはない。
ウソをつく必要もないところなので、このくらいは信じてあげましょう。

締め

予想サイトが自らの「強み」と称しているのは主に以上の4点。
ほかには、

専門の情報分析チームが各地から報告された情報を精査して予想
独自の統計手法を活用して多角的に予想
全国の最強舟券師と独占契約

といったものがありました。
これらは、本当かもしれないし、盛っているかもしれないし、何とも言えません。
ただ、本当に予想に自信があるサイトは、そんなことをそもそも言わないのではないかという気がします。
予想サイトに書く「強み」は、本当かウソか、調べようがありません。

ここで、予想サイトには二つの選択肢があります。
どうせ証拠の出しようもないから何でも書いてやれ」と考えるか、「証拠の出しようもないから書いても仕方がない」と考えるか、です。
中身のないサイトであれば前者を取るでしょう。

しかし、中身のある(実力・実績のある)サイトは後者を取るのではないでしょうか。
中身があるなら自分たちを大きく見せたり賢そうに見せる必要はないからです。
このあたり、どう考えるかは人それぞれですが。

Visited 5 times, 1 visit(s) today

Posted by 競艇の鬼