艇ラボ / ai-lab-boatrace.xyz

2024年9月2日

艇ラボ / ai-lab-boatrace.xyz

艇ラボ / ai-lab-boatrace.xyz

※このサイトはサービスを終了しています。

艇ラボは、本物のデータエンジニアが運営するガチAI予想サイト

AIはただいま第三次ブームだそうです。
第一次ブームは1950年代、「電子計算機が人間のように考えるシステム」という概念にArtificial Intelligence(人工知能)という名前が与えられましたが、「人間のように」には程遠く、第二次ブームが1980年代に到来しますが、この時ですらビジネスや研究に生かされるには至りませんでした。
現在の第三次ブームになって、コンピュータ自身が学習する「ディープラーニング」という技術が確立され、ようやくAIの実用化が実現します。これにより一気に敷居が低くなり、ちょっとした家電製品ですら「AI搭載」を売り文句に発売されるようになりました。
中には「どこがAIやねん」と突っ込みたくなる怪しい商品もありますが・・・。

はい、前置きが長くなりました。

今回ご紹介する「艇ラボ」は、「AI予想で競艇をよりスマートに」というキャッチフレーズのもと、徹底したデータ重視の競艇予想を提供するサイトです。
先に言っておきますと、このサイト、昨年の秋に更新を停止しており、したがって現在このサイトを見ても役には立ちません。
ただ、だからといって無視できない、突き抜けすぎているユニークネス。
いつの日にかの復活を祈りながら、どんなサイトかご紹介したいと思います。

商業サイトではない、個人の趣味サイトというスタンス

さてこの艇ラボ、見た目は個人運営のブログです。
なので、予想サイトにありがちな派手なビジュアルや実績を強調するタタキ文句や煽りキャッチコピーはありません。
そもそも、有料情報を提供するための会員募集をしていません。
純粋に、競艇オタクのデータアナリストが趣味で運営しているサイトなのです。

サイト内に「コンセプト・動機」というページがあり、そこにサイトオーナーの考えが凝縮されているので引用します。
「サイト作成の動機は、競艇が非常に好きであること、また最近話題の人工知能(機械学習)がとても面白いこと、AIによる完全な不労所得の実現、の3点です」。
うむむ、会員から料金を取ったほうがおそらく儲かるでしょうに、あくまで競艇で当てることのみで稼ごうという、高い志と心意気。
そしてまた、自身のサイトは「透明性のあるサイトをコンセプトにします」と明言し、実際、自分の単勝と二連単の的中率、回収率を競艇場別にグラフ化して公開しています。

このサイトオーナーはかなり生真面目な方のようです。
こういう人が提供する予想なら信じられるかも?

スマートなAI運用とは

さて、AIで競艇を予想するといえば、「〇〇会場の××レースでは何番を買いなさい」といった回答が得られるものと、普通は考えます。
それもありますが、必ずしもそればかりではありません。
艇ラボのAIは過去50万レースのデータを学習し、季節ごと、天候ごと、時間ごとの特徴を把握していることから、たとえば「荒れそうなレース」の見当をつけるために活用することも可能です。
つまり、AIを「先生」にするのでなく「アシスタント」とする発想で、実際のビジネス等ではこのようなAIの使い方がされていることのほうが多いと言えます。

人間は、その場の雰囲気や気持ちの乱れ具合によって、その実力が発揮できないことが多々あります。
株の投資ソフトなどがまさにそうなのですが、機械は感情に左右されないので、淡々とデータから導き出した売買のヒントを提供してくれます。
艇ラボもまた、すべてをAIに委ねてしまうのでなく、自分で予想するためのアシスタント的な使い方があるんですよ、とサイトオーナーは教えてくれているようです。

分かる人には分かる?オーナーのツイッターとブログ

必要最低限の情報だけで、決して多くはない艇ラボのコンテンツ。
しかしながら、サイト内にはブログがあり、外部のツイッターともリンクしていますので、最新情報はこちらから入手することができます。
ブログは、・・・まあはっきり言って素人には分からない技術の世界。

もちろん自分のサイトのブログですから、何を書こうと自分の勝手、理解されようがされまいが知ったこっちゃない、としても何も悪くありません。
でもまあ、このあたりが技術系オタクというか、サイトオーナーは他人とのコミュニケーションが苦手そうに思えるのは私だけではないでしょう。
ツイッターはどうかというと、ん?冒頭の固定ツイートに気にあることが書いてあります。

現在webページでのモデル予想公開は停止しています。理由は単純で、Google AdSense様に拒絶されて効果的な広告収入が得られず、モチベーションが上がらないからです

そうなのか!だったら会費を取ればいいのに、まあでも一般人を相手にすると外した時にサギだの悪徳だの言われるので、個人の趣味なら広告収入を得るほうがいいですわな。
予想を再開する気はあるようですが、いつかは未定とのこと。

まとめ 艇ラボは、復活が待たれる異色の予想サイト

「AIによる精度の高い予想」とか「専門のデータ分析班」とか、競艇予想サイトには「AIの活用」をうたっているところが少なくありません。
しかしながら、「AI活用」と言いながら、どこにどのようにAIが使われているのか、そんなことに言及しているサイトは見たことがありません。
まさに、家電製品の梱包に貼ってある「AI搭載」のステッカーそのもの。
とりあえず言っとけ、みたいなところが現状のAIのもっとも多い活用パターンでしょう。

現在は停止中の艇ラボですが、サイト内に気になる一文を見つけました。

現在は的中ベースでのAI予想です。
しかし、回収率を高めるには的中率だけを目標としても届かず、いかに買うか買わないかといった視点での学習が不可欠です。
今後は回収率を高めるような学習もしくは分析を行い、AI精度の向上につなげます。
現在はコンテンツを無料で公開していますが、今後の機能拡充やAI精度向上が実現できた場合はその限りではないことにご留意ください

サイトオーナーはまだまだやめるつもりはないようです。
それどころか、さらに役に立つ観点でのデータ提供を準備中とのこと、これは嫌が応にも期待が盛り上がります。
場合によっては有料になるかもしれないとうのは、もっともなことでしょう。
有料にすると、無料情報に群がる「情報クレクレマン」と本当のユーザーが選別できます。
しっかり料金を取って、システムの機能拡充、さらなる精度向上を実現していただきたいもの。
少し前に「マネーボール」という映画があったのをご存じでしょうか。
アメリカ大リーグのアスレチックスのゼネラルマネジャーが、データをもとに選手を集めてチームを作り、地区優勝までしてしまったという実話に基づくストーリーです。

艇ラボは、競艇版のマネーボールになる可能性を秘めています。
かと言って、データは万能ではありません。
万能ではありませんが、人間が見落としがちなもの、見失いがちなものを示してくれます。
興奮して我を忘れたり、落ち込んで弱気になったり、人間は感情に左右されますが、AIは健気に冷徹に、必要な情報を与えてくれます。
徹底データオリエンテッドの艇ラボは、他の予想サイトと併用してもいいかもしれません。
とにかく、サイトの一日も早い復活を祈念します。

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