どの競艇予想サイトが信じられるか?〜サイトの歴史を検証する〜

予想サイトが乱立するのはなぜか?
星の数ほど存在する競艇予想サイト。
いったいいくつあるのか、正確に計測した人はいるのでしょうか。
本サイトは2021年の春にオープンし、紹介した予想サイトは現在(2022年8月)のところ44サイト。
それでもまだ全部ではありません!
さて、これほど予想サイトが乱立するのはなぜなのか?
理由は、簡単です。
儲かるから。
予想サイトにかかるコストは、サイトの制作費、サーバー費用、そしてスタッフの人件費。
Webにまったく縁のない人がこれをゼロから立ち上げようとしたら大変ですが、すでにネット関連のサービスを提供している事業会社、たとえばホームページの制作会社やWebデザイン会社ならば、今いる社員に仕事としてやらせればいいだけ。
とくに新しい投資も必要ありません。
何より、予想は予想師から買っているのかもしれませんが、そんな投資は知れたもの。
何なら運営スタッフが予想したっていい。
情報は在庫にならないし廃棄コストもかからないですから。
さらに、こういったビジネスは飲食店と似ていて、2号店、3号店をオープンして手を広げれば、経営資源を効率的に使えます。
具体的には、社員がいくつかの予想サイトの仕事を兼任することは可能だし、同じPCで複数のサイトの管理をしてもいい。
要するに、「1号店」よりもかなり小さなコストで新たな予想サイトを運営できるのです。
そう考えれば、本サイトでこれまで44の予想サイトを紹介していると言いましたが、その運営会社はおそらく20社ほどではないかと睨んでいます。
多くても25~30社くらい?ではないでしょうか。
信頼度の目安としての「古さ」
前置きはこのくらいにしておきましょう。
競艇予想サイトがこれほどたくさんあると、一体どこを利用すればいいのか見当がつきません。
もはや予想サイトの比較サイトがあって、実際に各サイトに入会して情報を購入し、有料予想が当たるかどうかを検証したりもしています。
ですが、はっきり言って、これら比較サイトは予想サイトの自作自演の可能性があります。
予想が当たったかどうかなど結果論。
「予想通りに舟券を買ったら帯封GETしました!」みたいなことを言われても、そんなのレースが終わった後なら何とでも言えるじゃないですか。
もっと客観的にサイトの信用度を測る物差しはないのか、と考えたときに「古さ」はどうかと思い当たりました。
栄枯盛衰の激しい競艇予想業界、会員が集まらず閉鎖されてしまったサイトは多数。
ということは、長く存続しているサイトはそれだけ支持されているということで、信用度の証と言えるのではないか。
Webサイトの古さをどうやって調べるのかというと、そのドメインです。
ドメインとは、なんとかドットコムとかドットジェーピーとかいう、いわゆるURLの核になる部分のこと。
これがいつ取得されたのかは、ツールを使えばその年月日まで調べることができます。
そこで、44サイトのドメインの取得年月日を調べて古い順に並べてみました。
| 順位 | サイト名 | ドメイン取得日 |
| 1 | 競艇ダメダス | 2002年9月18日 |
| 2 | トップ・トレンド | 2004年8月5日 |
| 3 | 競艇2連単1点勝負 | 2014年8月27日 |
| 4 | ヴィーナスボート | 2016年11月10日 |
| 5 | 戦国ボート | 2017年5月18日 |
| 6 | 競艇ライフ | 2017年7月16日 |
| 7 | フルスロットル | 2018年4月27日 |
| 8 | 競艇ポセイドン | 2018年8月5日 |
| 9 | 競艇RITZ | 2018年8月31日 |
| 10 | スプラッシュ! | 2018年9月20日 |
| 11 | ブルーオーシャン | 2018年12月18日 |
| 12 | 強艇 | 2019年5月29日 |
| 13 | 競艇オニアツ | 2019年5月29日 |
| 14 | 競艇LINER | 2019年6月4日 |
| 15 | 競艇ダイヤモンド | 2019年7月7日 |
| 16 | 行列のできる競艇相談所 | 2019年7月22日 |
| 17 | JACKPOT | 2019年8月6日 |
| 18 | Club Ginga | 2019年9月20日 |
| 19 | V-MAX | 2019年10月4日 |
| 20 | NIGHT BOAT | 2019年10月21日 |
| 21 | 艇ラボ | 2019年11月28日 |
| 22 | 花舟 | 2020年1月11日 |
| 23 | 競艇IMPACT | 2020年2月14日 |
| 24 | 三競 〜的中の法則〜 | 2020年3月16日 |
| 25 | 船の時代 | 2020年3月19日 |
| 26 | 競艇BULL | 2020年6月19日 |
| 27 | 競艇バレット | 2020年7月8日 |
| 28 | SIX BOAT | 2020年8月21日 |
| 29 | 競艇CHAMPION | 2020年9月11日 |
| 30 | 競艇サラリーマン | 2020年11月18日 |
| 31 | BOAT ONE | 2020年12月11日 |
| 32 | ボートパイレーツ | 2021年2月17日 |
| 33 | 競艇神風 | 2021年3月30日 |
| 34 | 万舟JAPAN | 2021年4月8日 |
| 35 | 競艇ジャブジャブ | 2021年4月9日 |
| 36 | JAPAN BOAT RACE SALON | 2021年4月14日 |
| 37 | 競艇ロックオン | 2021年5月18日 |
| 38 | 競艇道場 | 2021年5月20日 |
| 39 | 競艇バイキング | 2021年6月23日 |
| 40 | 競艇クラシック | 2021年8月2日 |
| 41 | 競艇リーダーシップ | 2021年6月25日 |
| 42 | ボートクロニクル | 2021年9月27日 |
| 43 | 万舟戦争グリーンベレー | 2021年12月22日 |
| 44 | 競艇LABO | 2022年1月24日 |
※同じ日のドメイン取得が2件(2019年5月29日)あるため同順位としています。
一番古いのが「競艇ダメダス」で、2002年のドメイン取得。
ということは、今年で満20歳になる、かなりの老舗サイトです。
2002年といえば、まだまだ日本のインターネットの黎明期。
ブログもブームの手前、ほとんどの人がニュースサイトや企業のホームページを見るだけで満足していた時期です。
そんな時代にオープンした「競艇ダメダス」は、営利目的の情報提供サイトではなく、競艇の腕自慢が自分の予想を発表し、その結果をポイント化して競うという、ゲーム系SNSサイトのさきがけとも言えるサイトです。
なので、予想の専門サイトに限って見れば、一番古いものは2004年オープンの「トップ・トレンド」となります。
「トップ・トレンド」は、予想サイトの中で唯一、社員の顔を出しているサイトです。
どこの誰がやっているのか分からないサイトと違い、自分たちの存在を明らかにし、ただただ競艇ファンのために有益な情報を発信している、その誠実さ、ストイックさが長期間支持されている理由ではないでしょうか。
次に古いのは、2014年オープンの「競艇2連単1点勝負」。
「トップ・トレンド」との営業年数の開きが10年、この頃にあった予想サイトは今ほとんど閉鎖されてなくなっています。
この「競艇2連単1点勝負」は、マーチンゲール法という投資手法を競艇に活かすという、なかなか個性的かつ野心的なサイトです。
以上の3サイトの共通点は、「中級・上級者向けであること」と言っていいでしょう。
会員募集にしても「競艇を知らなくてOK」「競艇は副業にピッタリ」などと甘い言葉で初心者にまで間口を広げようとはしません。
そして、サイトのデザインが基本的に地味(笑)、でもそれが逆に信頼感につながっていると言えなくもありません。
今のところ主流の「初心者歓迎」タイプの予想サイトは、2016年オープンの「ヴィーナスボート」が最初のようです。
とりあえず「老舗」と呼べるのは以上の4サイトではないでしょうか。
そろそろ淘汰が始まりそうな2018年組
2018年以降、予想サイト業界は戦国時代に突入、本サイトで紹介した44サイトのうち36サイトが2018年以降のオープンであることから見ても、その頃から予想サイトが爆発的に増えたことが分かるでしょう。
2019年以降は、毎月1サイトのペースで新しい予想サイトが立ち上がっています。
「予想は儲かる」ことに気付いた運営者が複数サイトの運営を開始したものと思われます。
そして、レース予想よりも会員獲得に力を入れ始め、また質の低い予想サイトが初心者を食い物にするといった問題も目立つようになりました。
そうなると次は、予想サイトの淘汰が始まるはずです。
競馬や競輪から競艇にファンが流れてきているとも言われますが、結局のところ、限りあるお客さんをたくさんの予想サイトが奪い合うのは必至。
自演の比較サイトで互いを貶し合うような事態も起こっているわけで・・・。
「あてにあらない」と会員に見限られたサイトは、閉鎖の憂き目を見るでしょう。
まあ、とはいえ、運営者はまた似たような新しいサイトを別の名前で作るでしょうけど。
古ければ良い、というものではありませんし、新しいからダメ、ということもありません。
ですが、間違いなくいえること、それは「歴史はウソをつけない」。
予想サイトの定番フレーズ「業界の裏情報に通じている」、「独自開発したAIが予想します」などは、調べようがないので何とでも言えます。
しかし、サイトがいつから存在しているかは客観的な事実。
そのサイトがなぜ長く存続しているのか、その理由を考えることは、信頼できる予想サイトを選ぶ有力な手掛かりではないかと思うのです。
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