競艇ダイヤモンド / kyoteidiamond.com

競艇ダイヤモンドは、お客様ファーストの「資産形成」サイト
次々と新規参入が続く競艇予想サイトの一つの傾向は、かなり「作りこまれた」デザインのサイトが多くなっているということ。
大手企業の公式サイトに負けないクオリティの「美しい」ビジュアルは、この種のサイトにありがちな「胡散臭さ」を吹き飛ばしてしまいます。
もう一つの傾向は、何等かの個性をアピールしている点です。
「競艇をギャンブルではなく投資に」
「AIが過去のすべてのレースを分析」
「ボックス買いにこだわります!」
みたいな感じで、各サイトは山ほどある同業サイトの中で存在感を高めようとしているわけです。
ここでご紹介する競艇ダイヤモンドは、なかなかに洗練された上品なサイトデザインの上に「お客様ファースト」を真っ先に打ち出しており、「会員様の目的に合ったプランニング」を指南してくれるのだとか。
まるで、競艇界のファイナンシャルプランナー?
では、サイトを読み込んでいきましょう。
競艇で「勝つためにしなければいけないこと」とは?
競艇ダイヤモンドは、まず「ギャンブルでお金を稼げるはずがないと思っていませんか?」と問いかけてきます。
そしてすかさず、「一般的に競艇はギャンブルです。しかし、勝つための情報をレース前に入手していたら、ギャンブルになりますか?」まるでレースの結果をあらかじめ知っているみたいな書き方、これちょっとBOAT RACE振興会からクレームがつくかもしれませんよ。
まるで八百長がなされているみたいにも読めてしまうし、シバターじゃあるまいし。
まあ、そういうことが言いたいわけでないことは判っています。
競艇ダイヤモンドは、ギャンブルの勝者は10%、後の90%は敗者と言い切ります。
そして、10%の勝者は「勝つためにしなければいけないこと」を熟知していると言います。
うん、じゃあその「勝つためにしなければいけないこと」って何なの?
あらら?
どこにも書いてないんだけど・・・。
とモヤっていたら、「勝てないプロ予想師なんて、予想師ではありません」ときた。
「“プロの予想サイト”は情報の根拠や、あらゆる可能性を精査する“実績×経験”と、圧倒的な“情報量×分析力”を元に、結果第一に的中をお届けすることが 「普通」なのです。
それが「プロ」としての大前提なのです」
実績、経験、情報力、いずれも大切であることは分かります。
でも、競艇ダイヤモンドさんの「それ」がどれほどのものなのか、どこにも書いていないじゃないですか。
と言うか、書いてあっても本当かどうか分からないですけど。
何だか話をはぐらかされたような疑念を抱きつつスクロールすると、「競艇のことを何も知らなくても簡単に始められる徹底体制」というコンテンツが始まりました。
「徹底体制」ねえ・・・。
なんだろう、その体制。
説明があります。
一つ、会員様ファーストの運営。
会員別に目標と予算に合ったプランを用意しているので、厳選情報を受け取って舟券を買うだけ、だそうです。
一つ、全国24ヵ所すべての競艇場に対応。
全国24ヵ所に情報網を張り巡らせている、、、かどうかは分かりませんが、好きな会場の裁量情報が購入できます。
一つ、決済方法を豊富にご用意。
すべての金融機関からの振り込みが可能、また主要クレジットカードの対応可。
これはなかなかユーザー目線からは嬉しいのではないでしょうか。
プロ予想師をランキングして評価!?
競艇ダイヤモンドが自らの予想が優れている根拠の一つに、「プロ予想師ランク制度」があります。
その名の通り、契約予想師をランク付けし、ランク別に調査予算比率を設けているのだとか。
優秀な予想師ほど調査にお金がかかるもの、成績の良い予想師には大きな予算を与えているということだそうで、分からなくはない理屈です。
予想師と成果報酬で契約しているというサイトはありましたが、ランキングしているというのは初めてで、ユニークな制度だとは思います。
本当ならば、ですが。
当サイトではすでに多数の競艇予想サイトをご紹介しているわけで、大抵のサイトがプロ予想師と独占契約をしているようなことを書いています。
それが本当なら、日本中に「お金が取れる」ほどの凄腕プロ予想師は相当にたくさん存在していることになります。
そのレベルの予想師がそんなに大勢いるのですか?
さらに、競艇ダイヤモンドが提供している予想は、一人の予想師のものではなく、「多種多様な角度から情報を集結し、徹底的に分析を行ったうえでの提供」なのだそうです。
数多くのシミュレーションを行い、プロ予想師たちの情報の相性を掛け合わせて、“最良の情報”を作り上げるノウハウがあります
と豪語していますが、にわかに信じがたいのが正直なところ。
たとえば、2人の予想師の予想がまったく違っていたとしたら、どうするのか。
スタッフがよってたかってどっちが正しいかを議論するのか。
「ノウハウがある」で済まさないで、どうやってプロの予想を検証するのか、さわりだけでも教えてもらわないと「言ってるだけでしょ」な疑いは拭えない。
せめてランキングしている予想師が何人いるのかくらい書いてほしいものです。
よそが良ければそちらへどうぞ、妙な自信はどこから…?
次に、競艇ダイヤモンドからのメールを見てみます。
これはたいていのサイトで同じなのですが、登録直後から登録お礼メール、レースの予想メール、担当者の挨拶メールなど、いくつものメールが送られてきます。
競艇ダイヤモンドも例に漏れず、入会登録して3時間以内に6通のメールが届きました。
普段、予想以外は無視するものですが、その中にちょっと他の予想サイトでは見ない件名があることに気が付きました。
件名にまず【ご依頼】とあります。
予想サイトが会員に依頼?友だち紹介キャンペーンとかかな?と思って見ると、「【ご依頼】◆競艇ダイヤモンド◆より優れている予想サイトがありましたら、その予想サイトをご利用ください」。
何だそれ?
言いたいことは分かるけど、それ「依頼」なのか。
あえて言葉の違和感を狙ったというより、あまり文章を書かない人が考えたタイトルなのかなって感じですが。
本文には、例によって自分たちの予想は業界トップだとかワンランク上の予想師を獲得したとかくどくど書いていますが、そもそも本当に自分たちの仕事に自信がある人は、よそのことなど気にならないもの。
あげく、「他サイトの事でもお気軽にご連絡ください。■■様の気になるサイトなどしっかりお調べ致しまして、正直に優良サイトor悪徳サイトなのかをご報告致します」とのこと。
それって競合サイトの情報を欲しがってるんじゃないの?と思いますよね、普通の人は。
欲しくてたまらないから「いらない」と言ってしまう人って実際います。
それ、すごく滑稽なんですが本人は気づいていない。
競艇ダイヤモンド、なんだか痛いサイトだな・・・。
予想プランの構成は、目標獲得額ではなく「タイプ別」
あまり言葉尻ばかり取り上げていても仕方がないので、予想サイトの肝である予想プランのチェックに移ります。
これも最近の競艇予想サイトの傾向ですが、会員登録してログインしないとどんなプランがあるのか見られません。
少し前までは、多くの予想サイトで登録前に予想プランと料金(ポイント)が紹介されていたものですが、登録させてからの紹介にしたほうが入会率が上がることが分かったのでしょう。
プランは初回購入者限定の「FIRST STEP」と、以後の常設メニューとして「NORMAL PLAN」があります。
もちろんお試し版としての「無料情報」、登録時プレゼントのポイントで参加できる「お試し原石」など負担ゼロで参加できるプランや、「期待のルーキー予想師」が予想するという比較的お安い「パール」(180pt)などもあります。
さすが予想師をランキングしている競艇ダイヤモンド、ランク下位の新人にもこうしてチャンスを与えているわけですね(棒読み)。
さて、初回購入限定プランというのは他サイトではまだ見たことがありません。
ここには「クリスタルS」(240pt)「クリスタルA」(180pt)「クリスタルB」(180pt)と3タイプが用意されており、クリスタルSはポイント補償だそうで、予想を提供する2レースのうち1レースでも不的中ならばポイント全額を返してくれます。
うーん、だったら「補償」じゃなくて「保証」じゃないかな・・・。
クリスタルAは高配当狙い、クリスタルBは的中率重視と、こういったタイプ別の予想もこれまで他サイトにはなかったもの。
競艇ダイヤモンド、なかなかに商品開発力はあるようで、少し見直しました!
通常は獲得目標金額で予想プランを分けるものですが、今後はこういったタイプ別のプランも当り前になるかもしれません。
常設のほうに目を移すと、こちらもタイプ別に構成されています。
的中派の「アクアマリン」(400pt)、配当派の「エメラルド」(450pt)、総合派の「サファイア」(500pt)、無双派の「ルビー」(800pt)といったラインナップ。
サイト名が「ダイヤモンド」なのでプラン名も宝石なのね、と思ったら「アクアマリン」って色の名前じゃん。
このあたりのツメの甘さは愛嬌なのか何のか、まあいいですが。
それぞれのプランの説明は別ページでなされているのですが、あまり詳しいことは書いていません。
的中派と配当派はなんとなくわかりますが、総合派は何なのかというと「的中率の高さと配当のバランスの良さから、効率的に資金を増やせる」という意味で、無双派は「一撃で100万円以上を狙える真骨頂プラン」だそうです。
いいですけど、「ルビー」って800ptでしょ?
その料金で100万円が狙えるって、お得過ぎやしませんか?
まとめ 競艇ダイヤモンドは「自称」ファイナンシャルプランナー
やたらに「資産形成」みたいな言葉を使いたがるこのサイト、ちょっと皮肉を込めて前のほうで「競艇界のファイナンシャルプランナー?」と評しましたが、届いたメールには本当にその言葉がありました。
「専属担当」のK氏からのメールには、こんなふうに書かれていました。
私は■■様専属のファイナンシャルプランナーのつもりでおります。
競艇をギャンブルではなく、資産運用としてお届けする自信がございますので、競艇のこと、お金のこと、人生のこと、何でもいつでもお気軽にご連絡ください
競艇の予想サイトで人生相談をする人がいるのかどうか分かりませんが、この競艇ダイヤモンド、全体を通じて「言ったもん勝ち」な空気を強く感じます。
調べようのない「プロ予想師ランク制度」もそうですが、「予想師の獲得には今までの何倍ものコストをかけている」とか「プロ予想師の情報を分析する自慢のチームも健在」とか、そういう言葉がメールには踊っています。
その上に軽々しく「資産形成」とか「ファイナンシャルプランナー」などという言葉を使われると、それら金融用語の本当の意味を知っている人は引きますよ。
知らないからこそ大口を叩ける、そんな気がしてならないわけで。
とはいえ、だからと言って予想の精度は分かりません。
本当はすごく当たる予想を提供できるのに、頭の悪い現場の人間が下手な宣伝を打っているだけかもしれません。
そういうわけで、実際のところがどうなのかは、ご自身でお確かめいただくしかないでしょう。

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コメント一覧
いちおう大学院でAIに関係した立場で言わせてもらうとAIに競艇の予想をさせようと思ったらとてつもない予算と開発期間が必要。
知らないからこそ「AIを駆使」とか言えるんだろうね。